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なゝつごろ
ふりがな文庫
“なゝつごろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寅刻頃
25.0%
寅刻比
25.0%
寅刻過
25.0%
申刻頃
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寅刻頃
(逆引き)
偖も小野田幸之進は主命に
因
(
よつ
)
て江戸屋敷を出立なし大坂へと
赴
(
おもむ
)
く
途中
(
とちう
)
箱根も
打越
(
うちこえ
)
て江尻へ
泊
(
とま
)
り急ぎの旅なれば
翌曉
(
よくげう
)
寅刻頃
(
なゝつごろ
)
に出立しけるが江尻宿を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
疾
(
とし
)
や
遲
(
おそ
)
しと待居たり然るに
曉
(
あけ
)
寅刻頃
(
なゝつごろ
)
とも思ふ頃
遙
(
はる
)
かに聞ゆる
驛路
(
えきろ
)
の
鈴
(
すゞ
)
の
音
(
ね
)
馬士唄
(
まごうた
)
の
聲
(
こゑ
)
高々
(
たか/″\
)
と來掛る
挑灯
(
てうちん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
なゝつごろ(寅刻頃)の例文をもっと
(1作品)
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寅刻比
(逆引き)
能考へ置と云ばお節は
彌々
(
いよ/\
)
打喜び
實
(
まこと
)
に何から何まで厚い御世話有難う御座りますと言けるが
終夜
(
よもすがら
)
寢
(
ね
)
も遣らず心
急
(
せく
)
儘
(
まゝ
)
一番
鳥
(
どり
)
の
鳴
(
なく
)
や否や起出つゝ支度調へ藤八
諸共
(
もろとも
)
曉
(
あけ
)
寅刻比
(
なゝつごろ
)
より宿屋を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
なゝつごろ(寅刻比)の例文をもっと
(1作品)
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寅刻過
(逆引き)
成し馬は外に
繋
(
つな
)
いで有る樣子なり重四郎是を見て此者が
金飛脚
(
かねひきやく
)
にて今夜
子刻過
(
こゝのつすぎ
)
丑刻頃
(
やつごろ
)
には立つと云ふ
噺
(
はな
)
しなれば
曉
(
あけ
)
寅刻過
(
なゝつごろ
)
には鈴ヶ森へ懸るは必定なり
毒
(
どく
)
を
喰
(
くら
)
はゞ
皿迄
(
さらまで
)
と云ば今宵彼を
殺害
(
ころし
)
して金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
なゝつごろ(寅刻過)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
申刻頃
(逆引き)
聞て然らば
何
(
いづ
)
れへ參りしや其
行先
(
ゆくさき
)
を御存じなるか重四郎
然
(
され
)
ば
今晩
(
こんばん
)
は
元栗橋
(
もとくりばし
)
の
燒場隱亡
(
やきばをんばう
)
彌十の處に於て長半が出來ると云により
夕
(
ゆふ
)
申刻頃
(
なゝつごろ
)
から行べしと
拙者
(
それがし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
なゝつごろ(申刻頃)の例文をもっと
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