“どうしつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
同室60.0%
同質20.0%
銅質20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……なかで、山高やまかた突立つきたち、背広せびろかたつたのは、みな同室どうしつきやく。で、こゝでその一人ひとり——上野うへのるときりたまゝのちや外套氏ぐわいたうしばかりをのこして、こと/″\下車げしやしたのである。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
石匕 石鏃せきぞく石錐抔いしきりなど同質どうしつにして其大さ是等の五倍或は十倍なる物有り。形状けいじよう長方形ちようはうがた橢圓形たいえんがた三角形さんかくがた等の不規則ふきそくなるものにして一部に必ずみじかき把柄有り。此の如き石器せききぞく天狗テング飯匙メシカヒぶ。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
幕府にてしもせき償金しょうきんの一部分を払うに際し、かねてたくわうるところの文銭ぶんせん(一文銅銭)二十何万円を売りきんえんとするに、文銭は銅質どうしつ善良ぜんりょうなるを以てその実価じっかの高きにかかわらず