“とんび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句 | 割合 |
---|---|
鳶 | 90.6% |
外套 | 3.1% |
鳶尾 | 1.6% |
豚尾 | 1.6% |
鳶子 | 1.6% |
鳶衣 | 1.6% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堀田は甲斐甲斐しく、外套を脱いで、それを兵野に羽織らせると、着物の裾を端折つた。昼間は、うら/\として好天気続きで、すつかり春めいた陽気であつたから兵野は外套を着てゐなかつた。
ある村の家は、一軒残らず屋根に茂った鳶尾草を生やしていた。この人力車の旅は、非常に絵画的であった。富士山の魅力に富んだ景色がしばしば見られた。
“とんび”の意味
《名詞》
タカ目タカ科の鳥「トビ」の通称。「ピーヒョロロロ」と鳴きながら滑空する猛禽類。言語慣習的に鷹に比べ、劣る存在として認識される。
トンビエイの略称
外套の一種。地は黒い糸を縦横に編み、その間に、黒い熊の毛状のものを織り込み、袖を出して作り、翼状のものであって、インヴァネスに似る。袖を出さないものをマントという。また、インヴァネスの異称ともなっている。
鳶合羽の略。
通りがかりにに物を掠め取る小盗人。鳶が餌をさらう様より。かっぱらい。
用も無く場所をうろつくもの。鳶が空を舞う様から生じた語。
江戸時代、浄瑠璃操人形業界の隠語で、「髪」のこと。
取引所用語。注文取。さいとり。
寄席芸人の符丁で、「笛」のこと。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)