“とうくわう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
燈光40.0%
東光40.0%
東皐20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
燈光とうくわうさんとしてまばゆき所、地中海の汐風に吹かれ来しこの友の美髯びせん、如何に栄々はえ/″\しくも嬉しげに輝やきしか、我はになつかしき詩人なりと思ひぬ。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
蒲原郡かんばらごほり村松より東一里来迎らいかう村に寺あり、永谷寺えいこくじといふ曹洞宗さうどうしうなり。此寺の近くに川あり、早出川はやでがはといふ。寺より八町ばかり下に観音堂くわんおんだうあり、その下を流るゝ所を東光とうくわうふちといふ。
幻花子げんくわし佛骨子ぶつこつしともに、松下しやうか南面なんめん左端さたんからすゝみ。望蜀生ぼうしよくせいとは右端うたんからすゝみ、中央ちうわう東皐とうくわう文海ぶんかい初陣うゐぢんまかせた。たちまちのうちあな連續れんぞくして、大穴おほあなひらいた。