“とうかう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
東更25.0%
東皐25.0%
桐江25.0%
登校25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「岸本𣑊園ざいゑん、牛込の東更とうかうなども怪我にて參候、大塚三太夫息八郎と申人も名倉にて邂逅かいこう、其節御噂おんうはさも申出候。」やまぶきぞのの岸本由豆流ゆづるは寛政元年に生れ、弘化三年に五十八歳で歿したから
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
元泰、名は直為ちよくゐあざな子温しをん東皐とうかうと号した。曾祖父直教が早く寛永貞享間に名を成し、直為に至つて幕府に仕へた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
芭蕉はつとに伊藤坦庵たんあん、田中桐江とうかうなどの学者に漢学を学んだと伝へられてゐる。しかし芭蕉のかうむつた海彼岸の文学の影響は寧ろ好んで詩を作つた山口素堂そだうに発するのかも知れない。
芭蕉雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
村落むら生徒等せいとら登校とうかうはやいことを教師けうしからたゞごんでもめられてたいので、あわてなくてもいのにしる煮立にたたぬうちから強請せがむのである。與吉よきちれで毎朝まいあさおつぎから五月蝿うるさがられてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)