“𣑊園”の読み方と例文
読み方割合
ざいゑん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「八月十二日𣑊園岸本君泛舟迎飲余於墨田川。与古庵余語君万笈兄同賦以謝。」𣑊園ざいゑんは岸本由豆流、此年三十三歳であつた。万笈は英氏はなぶさうぢ、通称は平吉である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「岸本𣑊園ざいゑん、牛込の東更とうかうなども怪我にて參候、大塚三太夫息八郎と申人も名倉にて邂逅かいこう、其節御噂おんうはさも申出候。」やまぶきぞのの岸本由豆流ゆづるは寛政元年に生れ、弘化三年に五十八歳で歿したから
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)