“でんし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
田氏66.7%
田豕33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつては呂布のために、曹操の陣へ、反間はんかんの偽書を送って、曹軍に致命的な損害を与えた土地の富豪の田氏でんしであった。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
晏嬰あんえいすなは田穰苴でんじやうしよすすめていはく、『穰苴じやうしよ田氏でんし(四)庶孽しよげつなりといへども、しかれども其人そのひとぶんしうけ、てきおどす。ねがはくはきみこれこころみよ』
景公けいこう諸大夫しよたいふかうむかへ、ねぎられいし、しかのちかへつて(三二)しんかへる。すでにして穰苴じやうしよたつとんで大司馬たいしばす。田氏でんしもつ益〻ますますせいたつとし。
「この土地に、田氏でんしという旧家があります。ごぞんじですか」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
古の君子これを使えば必ずこれに報ゆ、猫を迎うるはその田鼠でんそを食うがためなり、虎を迎うるはその田豕でんしを食うがためなり、迎えてこれを祭るなりとあって