“てづくり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:テヅクリ
語句割合
手製40.0%
手造40.0%
手作20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何がなくともお雪の手製てづくりのもので、この酒に酔うことを楽みにして来たことなどを話した。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
とうさんは、種々いろ/\翫具おもちやにもはたけにもあることりました。竹籔たけやぶからつてあをたけ麥畠むぎばたけからつて黄色きいろ麥藁むぎわらで、翫具おもちや手造てづくりにすることふにはれぬたのしい心持こゝろもちおぼえました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
「多麻河にさら手作てづくりさらさらになにぞこの児のここだかなしき」(巻十四・三三七三)、「高麗錦こまにしきひもけてるがろとかもあやにかなしき」(同・三四六五)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)