“ていゑん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
庭園66.7%
庭苑33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかし宋(そう)の武帝(ぶてい)の女(むすめ)、壽陽(じゆやう)麗姫(れいき)、庭園(ていゑん)を歩(ほ)する時(とき)梅(うめ)の花(はな)散(ち)りて一片(ひとひら)其(そ)の顏(かんばせ)に懸(かゝ)る。其(そ)の俤(おもかげ)また較(たぐ)ふべきものなかりしより、當時(たうじ)の宮女(きうぢよ)皆(みな)爭(あらそ)つて輕粉(けいふん)を以(もつ)て顏(かほ)に白梅(しらうめ)の花(はな)を描(ゑが)く、稱(しよう)して梅花粧(ばいくわしやう)と云(い)ふ。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
第(だい)一場(じゃう) ヹローナ。カピューレット邸(てい)の庭園(ていゑん)の石垣(いしがき)に沿(そ)へる小逕(こみち)。
第(だい)二場(ぢゃう) 同處(どうしょ)。カピューレット家(け)の庭園(ていゑん)。
第(だい)五場(ぢゃう) 同處(どうしょ)。カピューレットの庭園(ていゑん)。
自分は偶然輪郭(りんくわく)の極めて明晰(めいせき)な古代の裸体像を思出した。クラシツク芸術の美麗を思出した。ベルサイユ庭苑(ていゑん)の一斉に刈込まれた樹木の列を思ひ出した。わが作品も此(かく)の如(ごと)くあれ。
黄昏の地中海 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)