“つきしたが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
附随33.3%
附隨16.7%
就従16.7%
服從16.7%
附從16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
対の扮装いでたちそでを連ねて侍女こしもとにん陪乗し、馭者ぎょしゃ台には煙突帽をいただきたる蓄髯ちくぜんおのこあり、晏子あんしの馭者の揚々たるにて主公の威権おもうべし。浅葱あさぎ裏を端折りたる馬丁べっとうにん附随つきしたがい、往来狭しとむちを挙げぬ。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
汝のことばとこれに附隨つきしたがへるわが智とは我に愛をあらはせり、されどわが疑ひは却つてこのためにいよ/\深し 四〇—四二
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
我よく汝等の筆が口授者くじゆしやにちかく附隨つきしたがひて進むをみる、われらの筆にはげにこの事あらざりき 五八—六〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
すれば罪人は誰なるや此罪人がプラトを連居つれいたる事は店番のしょうこゝにて明白なれば何しろプラトが我主人の如く就従つきしたがう人なるには相違なしプラトは余等にむかいても幾度か歯を露出むきいだせし程なる故
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
是より直に降下ふりくだるものは全く自由なり、新しき物の力に服從つきしたがふことなければなり 七〇—七二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
欺き櫻井村にて右膳うぜん權内ごんない馬場ばば内にて源三郎七右衞門川越の町にて大坂屋七兵衞和久井わくゐ五兵衞千つか六郎兵衞大圓寺だいゑんじ自性じしやう寺其外寺院にて七ヶ寺都合廿七人金高二千八百兩出來しゆつたいせりさて千塚ちつか六郎兵衞は帳本ちやうもとにて金子は常樂院へ持參の上證文と引替ひきかへ約束やくそくにて伊賀亮に附從つきしたがひ川越を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)