“自性”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じしょう66.7%
じしやう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒は性智を表わしたものでその自性じしょうの智慧を日々よく用いよと勧められたまでであるというような具合に、すべて真実仏教の道理に合するように説明せられて
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
個性を活かそうとする者は、自性じしょうに執してはならぬ。自己を越え得る場合にのみ、自己は真に活きるであろう。そうして自己に立つ時自己に病み、自己に終る時自己に死すであろう。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
欺き櫻井村にて右膳うぜん權内ごんない馬場ばば内にて源三郎七右衞門川越の町にて大坂屋七兵衞和久井わくゐ五兵衞千つか六郎兵衞大圓寺だいゑんじ自性じしやう寺其外寺院にて七ヶ寺都合廿七人金高二千八百兩出來しゆつたいせりさて千塚ちつか六郎兵衞は帳本ちやうもとにて金子は常樂院へ持參の上證文と引替ひきかへ約束やくそくにて伊賀亮に附從つきしたがひ川越を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)