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ちよいと
ふりがな文庫
“ちよいと”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一寸
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一寸
(逆引き)
「先生、
在
(
い
)
らつしやいますか」と大きなる
風呂敷包
(
ふろしきづつみ
)
を抱へて篠田長二の台所に訪れたるは、五十の阪を越したりとは見ゆれど、ドコやら若々とせる
一寸
(
ちよいと
)
品の良き老女なり
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
そゞろに
床
(
ゆか
)
しく、
懷
(
なつ
)
かしく、
眼
(
まなこ
)
を
揚
(
あ
)
げて、
目前
(
もくぜん
)
に
端然
(
たんぜん
)
たる
松島大佐
(
まつしまたいさ
)
の
面
(
おもて
)
を
瞻
(
なが
)
めると、
松島大佐
(
まつしまたいさ
)
も
意味
(
ゐみ
)
あり
氣
(
げ
)
に、
私
(
わたくし
)
と
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
の
顏
(
かほ
)
とを
見
(
み
)
くらべたが、
例
(
れい
)
の
虎髯大尉
(
こぜんたいゐ
)
と
一寸
(
ちよいと
)
顏
(
かほ
)
を
見合
(
みあ
)
はせて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
その何だか
頻
(
しきり
)
に
嫌
(
いや
)
にお成りなされて
何処
(
どこ
)
へか
行
(
ゆ
)
かう行かうと
仰
(
おつ
)
しやる、仕方が御座りませぬで
漸
(
やつ
)
とまあ此処をば見つけ出しまして御座ります、御覧下さりませ
一寸
(
ちよいと
)
こうお庭も広う御座りますし
うつせみ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
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