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だうてい
ふりがな文庫
“だうてい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
道程
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道程
(逆引き)
金解禁
(
きんかいきん
)
が
我國
(
わがくに
)
の
輸出貿易
(
ゆしゆつぼうえき
)
にどんな
影響
(
えいきやう
)
を
與
(
あた
)
へるかと
云
(
い
)
ふと
爲替相場
(
かはせさうば
)
が
下落
(
げらく
)
する
道程
(
だうてい
)
に
於
(
おい
)
ては
日本品
(
にほんひん
)
の
賣値
(
うりね
)
は
同
(
どう
)
一であつてもこれを
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
併
(
しかし
)
ながら
爲替相場
(
かはせさうば
)
が
上
(
あが
)
る、それに
連
(
つ
)
れて
直接
(
ちよくせつ
)
輸入
(
ゆにふ
)
する
品物
(
しなもの
)
の
價格
(
かかく
)
が
段々
(
だん/\
)
下
(
さが
)
ると
云
(
い
)
ふ
道程
(
だうてい
)
を
考
(
かんが
)
へて
見
(
み
)
ると、
此商品
(
このしやうひん
)
を
取扱
(
とりあつか
)
ふ
商人
(
しやうにん
)
或
(
あるひ
)
は
商賣社會
(
しやうばいしやくわい
)
から
云
(
い
)
ふと、
物價
(
ぶつか
)
が
漸次
(
ぜんじ
)
低落
(
ていらく
)
するときには
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
手持
(
てもち
)
の
商品
(
しやうひん
)
を
少
(
すくな
)
くすることは、
商取引
(
しやうとりひき
)
が
減
(
へ
)
ることである。それだけ
經濟界
(
けいざいかい
)
には
不景氣
(
ふけいき
)
を
來
(
きた
)
すと
云
(
い
)
ふことである。それであるから
爲替相場
(
かはせさうば
)
の
上
(
あが
)
る
道程
(
だうてい
)
に
於
(
おい
)
ては
不景氣
(
ふけいき
)
は
已
(
や
)
むを
得
(
え
)
ない
現象
(
げんしやう
)
であつた。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
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