“みちすぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
道筋66.7%
径路11.1%
路筋11.1%
道程11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取建四方の道筋みちすぢへは與力同心等晝夜出役して往來わうらいの旅人うま駕籠かご乘打のりうちを禁じ頭巾づきん頬冠ほゝかぶりをも制し嚴重に警固せり天一坊方にては此樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
私は長く交際つきあつて見て、瀬川君が種々いろ/\に変つて来た径路みちすぢを多少知つて居ますから、奈何どうして彼様あゝ考へ込んで居るか、奈何して彼様憂欝に成つて居るか、それはもう彼の君のることを見ると
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
そして、路筋みちすぢかしてくれます、主人あるじこゑのしませんあひだは、えずむしきましたつけ。
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
師曰ふ、起きよ、路遠く道程みちすぢかたし、また日は既に第三時の半に歸れり 九四—九六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)