径路みちすぢ)” の例文
旧字:徑路
私は長く交際つきあつて見て、瀬川君が種々いろ/\に変つて来た径路みちすぢを多少知つて居ますから、奈何どうして彼様あゝ考へ込んで居るか、奈何して彼様憂欝に成つて居るか、それはもう彼の君のることを見ると
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)