“径庭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいてい87.5%
へだたり12.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だからちょっと見ると、ベラボーに嬉しい気のするものであるにはあるが、これは初心の間のことで、誰しも一応経験する径庭けいていであるまでだ。
古器観道楽 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
現在としては既成宗教のドグマと、われ等の教義との間に、いかに多大の径庭けいていがあるかを明かにしたのをもって満足するとしょう。
日常の、生活の重しからいや応なしに、焙り出されるような考えと、この山崩れの直後に、人を囚にするような考えとは、何というはげしい径庭けいていのある事だろう。
だから我々以前と我々以後とでは、文壇及それ以外の鑑賞家の氏に対する評価の大小に、径庭けいていがあつたのは已むを得ない。
あの頃の自分の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
その作者の頭脳の働くことは材料一切を頭の中からしぼり出した場合と決して径庭けいていはないのであります。
俳句の作りよう (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
大いに言語げんぎょと文章の径庭へだたりちゞめたるは余の尤も感賞する所なり、いな大いに世の文明を進め人の智識を加うるに稗益あり
松の操美人の生埋:01 序 (新字新仮名) / 宇田川文海(著)