“たうねん”の漢字の書き方と例文
語句割合
當年100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まさか自動車(じどうしや)で、ドライブして、搜(さが)して囘(まは)るほどの金(かね)はなし……縁(えん)の切(き)れめか、よし原(はら)すゞめ、當分(たうぶん)せかれたと斷念(あきら)めて居(ゐ)ると、當年(たうねん)五月(ごぐわつ)——房州(ばうしう)へ行(い)つた以前(いぜん)である。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
此(この)四郎右衞門は當年(たうねん)六十五歳の老人(らうじん)なり夫を是より三十五年の間(あひだ)殘金(ざんきん)の勘定(かんぢやう)に懸(かゝ)らば是(これ)何歳(なんさい)に至るぞや大岡殿(おほをかどの)の仁心(じんしん)思(おも)ふべし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
外(ほか)の事(こと)でもござりませんが、手前(てまへ)は當年(たうねん)はじめての御奉公(ごほうこう)にござりますが、承(うけたまは)りますれば、大殿樣(おほとのさま)御誕生(ごたんじやう)のお祝儀(しうぎ)の晩(ばん)、お客樣(きやくさま)が御立歸(おたちかへ)りに成(な)りますると、手前(てまへ)ども一統(いつとう)にも
片しぐれ (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)