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そのしるし
ふりがな文庫
“そのしるし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
其験
66.7%
其驗
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其験
(逆引き)
百人の白拍子をして舞はせられしに、九十九人舞ひたりしに、
其験
(
そのしるし
)
もなかりけり。
静
(
しずか
)
一人舞ひたりとても、
竜神
(
りゅうじん
)
示現
(
じげん
)
あるべきか。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
伝
(
つたへ
)
ていふ、
白髪
(
はくはつ
)
白
衣
(
い
)
の
老翁
(
らうをう
)
幣
(
へい
)
をもちてなだれに
乗
(
の
)
り
下
(
くだ
)
るといふ。また此なだれ須川村の方へ二十町余の処
真直
(
まつすぐ
)
に
突
(
つき
)
下す年は
豊作
(
ほうさく
)
也、菖蒲村の方へ
斜
(
なゝめ
)
にくだす年は
凶作
(
きやうさく
)
也。
其験
(
そのしるし
)
少
(
すこし
)
も
違
(
たが
)
ふ事なし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
有験
(
うげん
)
の高僧貴僧百人、
神泉苑
(
しんせんえん
)
の池にて、
仁王経
(
にんおうきょう
)
を
講
(
こう
)
じ
奉
(
たてまつ
)
らば、
八大竜王
(
はちだいりゅうおう
)
も
慈現
(
じげん
)
納受
(
のうじゅ
)
たれ
給
(
たま
)
ふべし、と申しければ、百人の高僧貴僧を
請
(
しょう
)
じ、仁王経を講ぜられしかども、
其験
(
そのしるし
)
もなかりけり。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
そのしるし(其験)の例文をもっと
(2作品)
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其驗
(逆引き)
煩
(
わづら
)
ひ心の
限
(
かぎ
)
り藥用はすれども更に
其驗
(
そのしるし
)
なく次第々々に病氣の
重
(
おも
)
るのみなれば或日嘉傳次は感應院を
病床
(
びやうしやう
)
に
招
(
まね
)
き重き
枕
(
まくら
)
を
上
(
あげ
)
て
偖
(
さて
)
申けるは
抑々
(
そも/\
)
私しが當國に
杖
(
つゑ
)
を止めしより尊院の
御厚情
(
ごこうじやう
)
に
預
(
あづか
)
りし其恩を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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