“せいてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
井底36.4%
成帝18.2%
正丁9.1%
正定9.1%
聖帝9.1%
西帝9.1%
青帝9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奇麗にさらってしまって、井筒にもたれ、井底せいてい深く二つ三つの涌き口から潺々せんせん清水しみずの湧く音を聴いた時、最早もう水汲みの難行苦行なんぎょうくぎょうあとになったことを、うれしくもまた残惜しくも思った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
口上こうじやうの筋はなか/\まとまつたもので、かん成帝せいていに寵愛を受けた美女飛燕のことなどを例に引いて、さて、燕女の身輕さの非凡なことを一とくさり、最後にその藝當の番組の數々を紹介して
正丁せいてい、一人前の権利義務全部を担うもの)
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
「それがしは、常山真定じょうざんしんてい河北省かほくしょう正定せいていの附近)の生れゆえ、そこへ帰ろうとする者です。趙雲ちょううんあざな子龍しりゅうと云います」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ですから後のからもながくおしたい申しあげてそのご一代いちだい聖帝せいてい御代みよとおび申しております。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
支那しな帝使を西班牙スペイン帝使のしもに座せしめ、わがたり友たる西帝せいていの使を、賊たり無頼の徒たる支那帝の使の下にせしむるなかれといしと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
青帝せいてい駕を命じてより、武蔵野の草は様々色を表はしぬ、而して女学雑誌社と云へる花壇に咲きたる花は何となく、凡神的はんしんてき、唯心的の傾向を表はしぬ
凡神的唯心的傾向に就て (新字旧仮名) / 山路愛山(著)