“すゝぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
洗足66.7%
16.7%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庄馬鹿は洗足すゝぎの湯を汲んで持つて来る。疲れて、がつかりして、蔵裏くりあががまちに腰掛け乍ら、雪の草鞋わらぢほどいた後、温暖あたゝかすゝの中へ足を浸した時の其丑松の心地は奈何どんなであつたらう。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
見返みかへらぬとは鳥獸におとりしやつ親でもなし子でもなし見下果たる人非人にんぴにん切齒はがみをなせども又外にべき樣も有ざれば家財雜具かざいざふぐを人手に渡し其身は嫁と諸共もろともに淺草諏訪町にて裏店を借請かりうけすゝぎ洗濯せんたく賃仕事ちんしごと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ばおすゝぎなさるがよいと言れてよろこ會釋ゑしやくしてやれし垣根の切戸きりどけ廣くも非ぬ庭へ進むに老人背後うしろ見返みかへりておみつ水を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)