“すいせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
彗星81.0%
水勢5.2%
水声3.4%
帚星1.7%
水性1.7%
水生1.7%
綏靖1.7%
翠声1.7%
衰勢1.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして期待したほどのものがどこからも出て来なかった時には、ちょうどハレー彗星すいせいの尾で地球が包まれべき当日を
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
誰が云い出したか知らないが、これを西郷星さいごうぼしと呼んで、さき頃のハレー彗星すいせいのような騒ぎであった。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
で、そのなわはしをながめやると、大きな丸太筏まるたいかだが三そう、水勢すいせいにもてあそばれてうかんでいる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
四人はともするとおしながされそうな水勢すいせいの中に、かたくだきあっていた。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
水声すいせいである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
わずか大太皷おおだいこ打叩うちたたきて水声すいせい風声ふうせい等を想像せしむるが如き簡単なる技巧は到底複雑なる西洋オペラの企て得ざる処にして、かくの如きはあえて芝居の鳴物のみならず文学絵画諸般の芸術を通じて東洋的特徴の存する処ならざるべからず。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
私が五歳のときに、空中にものすごい帚星すいせいがあらわれたが、母は深夜、私を庭につれだして、そのおそろしい大きな星を指さし、「あれが、西郷さいごうの怨霊だと、みんなは言っている。」と、私にきかせた。
私の歩んだ道 (新字新仮名) / 蜷川新(著)
まるで竹童の手から狐火きつねびがふりだされるようだったが、いつもの頓智とんちず、蛾次郎がふところにある水性すいせいのふせぎ独楽ごまに気がつかず、ただ、神魔しんま火焔かえんに錆刀をっていたずらにつかれたのはのきわみだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
水生すいせいや、旦那様にお辞儀をしなさい」
故郷 (新字新仮名) / 魯迅(著)
そこの卓子テーブルの一隅にはパラマント・オン・パレードで男前を見せたかのマツイ翠声すいせいがお可笑かしな顔をしてスープをすすっていた。
職業婦人気質 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
その衰勢すいせいに及んではとても自家の地歩を維持するに足らず、廃滅はいめつの数すでにあきらかなりといえども、なお万一の僥倖ぎょうこうを期して屈することをさず
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)