“水声”の読み方と例文
旧字:水聲
読み方割合
すいせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僅(わずか)に大太皷(おおだいこ)を打叩(うちたた)きて能(よ)く水声(すいせい)風声(ふうせい)等を想像せしむるが如き簡単なる技巧は到底複雑なる西洋オペラの企て得ざる処にして
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
不図耳に入るものがある。颯々(さあさあ)——颯々と云う音。はっとして余は耳を立てた。松風(まつかぜ)か。否(いや)、松風でない。峰の嵐でもない。水声(すいせい)である。余は耳を澄ました。何と云う爽(さわやか)な音か。此世の声で無い。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)