“はうきぼし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
彗星66.7%
箒星22.2%
慧星11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのにごつたおと彗星はうきぼしやうにぼうと宗助そうすけ耳朶みゝたぶにしばらくひゞいてゐた。つぎにはふたつた。はなはさみしいおとであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
烏賊釣舟のが、ちやうど電気玉をならべたやうにみえ、そして、茂作の屋根の上のあたりの空には、きれいな金色の尾をひいた箒星はうきぼしがひとつ、きらきらと光つてをりました。
小熊秀雄全集-14:童話集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
だれもかれも、みんなやつて来ました。お客様のうちには、慧星はうきぼしも見えました。よつぽどりつぱな宴会でなければ、めつたに出たことのない慧星が見えたのです。
虹猫の話 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)