彗星はうきぼし)” の例文
ベアトリーチェかく、またかの喜べる魂等は、動かざる軸のつらぬく球となりて、そのはげしく燃ゆることあたかも彗星はうきぼしに似たりき 一〇—一二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
そのにごつたおと彗星はうきぼしやうにぼうと宗助そうすけ耳朶みゝたぶにしばらくひゞいてゐた。つぎにはふたつた。はなはさみしいおとであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
文六 葬式もなにも……実は、その、昨夜でござんしたかな……例の、地球と彗星はうきぼしとが衝突いたしまして……。
そして初めからしまひまで彗星はうきぼし談話はなしをしながら、肉汁スープを飲んだり、ビフテキをかじつたりした。
バスケツトともはず外套ぐわいたうにあたゝめたのを取出とりだして、所帶持しよたいもちくるしくつてもこゝらが重寶ちようはうの、おかゝのでんぶのふたものをけて、さあ、るぞ! トンネルの暗闇やみ彗星はうきぼしでもろと
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「それから彗星はうきぼしが、ギーギーフーギーギーフーて云つて來たねえ。」
銀河鉄道の夜 (旧字旧仮名) / 宮沢賢治(著)