“しんるゐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
親類100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のきはなけます、といりかはりちかはる、二三日前にさんにちまへから、もう町内ちやうない親類しんるゐづきあひ。それもい。テケテンテケテン、はや獅子ししひあるく。
祭のこと (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「それぢや少し聞いたことがるから、わたしは一つ沼田ぬまたつて見ようと思ふ」「沼田ぬまた親類しんるゐもあの五代目が達者たつしや時分じぶん折々をり/\たづねてましたが、 ...
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
竹村たけむらはそのときあねなる彼女かのぢよのうへを、すこしきいてみた。彼女かのぢよ東京とうきやう親類しんるゐせて、女学校ぢよがくかうてから、語学ごがく音楽おんがくかを研究けんきうしてゐるらしかつた。
彼女の周囲 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)