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しぶうちは
ふりがな文庫
“しぶうちは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
澁團扇
60.0%
渋団扇
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
澁團扇
(逆引き)
オヽお
前
(
まへ
)
の
留守
(
るす
)
に
差配
(
さはい
)
どのが
見
(
み
)
えられてといひさしてしばたゝく
瞼
(
まぶた
)
の
露
(
つゆ
)
白岡鬼平
(
しらをかきへい
)
といふ
有名
(
いうめい
)
の
無慈悲
(
むじひ
)
もの
惡鬼
(
あくき
)
よ
羅刹
(
らせつ
)
よと
蔭口
(
かげぐち
)
するは
澁團扇
(
しぶうちは
)
の
縁
(
えん
)
はなれぬ
店子共
(
たなこども
)
が
得手勝手
(
えてがつて
)
家賃
(
やちん
)
奇麗
(
きれい
)
に
拂
(
はら
)
ひて
盆暮
(
ぼんくれ
)
の
砂糖袋
(
さたうぶくろ
)
甘
(
あま
)
き
汁
(
しる
)
さへ
吸
(
す
)
はし
置
(
お
)
かば
下
(
さ
)
ぐる
目尻
(
めじり
)
と
諸共
(
もろとも
)
に
眉毛
(
まゆげ
)
の
名
(
な
)
によぶ
地藏顏
(
ぢざうがほ
)
にも
見
(
み
)
ゆべけれど
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
しぶうちは(澁團扇)の例文をもっと
(3作品)
見る
渋団扇
(逆引き)
揃
(
そろひ
)
の
浴衣
(
ゆかた
)
に白い
縮
(
ちぢみ
)
の
股引
(
ももひき
)
を
穿
(
は
)
いて、何々浜と書いた大きい
渋団扇
(
しぶうちは
)
で
身体
(
からだ
)
をはたはたと叩いて居る姿が目に見える様である。
住吉祭
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
埋火
(
うづみび
)
をかき起して
炉辺
(
ろへん
)
再びにぎはしく、少婦は我と車夫との為に新飯を
炊
(
かし
)
ぎ、老婆は
寝衣
(
しんい
)
のまゝに我が傍にありて、一枚の
渋団扇
(
しぶうちは
)
に清風をあほりつゝ、我が七年の浮沈を問へり。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
しぶうちは(渋団扇)の例文をもっと
(2作品)
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