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渋団扇
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しぶうちは
ふりがな文庫
“
渋団扇
(
しぶうちは
)” の例文
旧字:
澁團扇
揃
(
そろひ
)
の
浴衣
(
ゆかた
)
に白い
縮
(
ちぢみ
)
の
股引
(
ももひき
)
を
穿
(
は
)
いて、何々浜と書いた大きい
渋団扇
(
しぶうちは
)
で
身体
(
からだ
)
をはたはたと叩いて居る姿が目に見える様である。
住吉祭
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
埋火
(
うづみび
)
をかき起して
炉辺
(
ろへん
)
再びにぎはしく、少婦は我と車夫との為に新飯を
炊
(
かし
)
ぎ、老婆は
寝衣
(
しんい
)
のまゝに我が傍にありて、一枚の
渋団扇
(
しぶうちは
)
に清風をあほりつゝ、我が七年の浮沈を問へり。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
渋
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
団
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
扇
常用漢字
中学
部首:⼾
10画
“渋団”で始まる語句
渋団