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さかまく
ふりがな文庫
“さかまく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
逆卷
50.0%
逆巻
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逆卷
(逆引き)
乘出し
蒲原
(
かんばら
)
の
驛外
(
しゆくはづれ
)
にて夜も
明渡
(
あけわた
)
り
辨慶
(
べんけい
)
清水六代御前松並木も打越て
岩淵
(
いはぶち
)
の渡りに來り
暫時
(
しばし
)
休息なし
頓
(
やが
)
て富士川の
逆卷
(
さかまく
)
水も押渡り岩を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
搖上
(
ゆりあ
)
げ
搖下
(
ゆりおろ
)
され今にも
逆卷
(
さかまく
)
浪
(
なみ
)
に引れ
那落
(
ならく
)
に
沈
(
しづ
)
まん計りなれば八
寒
(
かん
)
八
熱
(
ねつ
)
の
地獄
(
ぢごく
)
の樣も
斯
(
かく
)
やとばかり
怖
(
おそ
)
ろしなんども
愚
(
おろ
)
かなり
看々
(
みる/\
)
山の如き
大浪
(
おほなみ
)
は天神丸の
胴腹
(
どうはら
)
へ打付たれば
哀
(
あはれ
)
やさしも
堅固
(
けんご
)
に
營
(
しつ
)
らへし天神丸も
忽地
(
たちまち
)
巖石
(
がんせき
)
に打付られ
微塵
(
みぢん
)
に
成
(
なつ
)
て
碎
(
くだ
)
け失たり
氣早
(
きばや
)
き吉兵衞は此時早くも
身構
(
みがま
)
へして所持の品は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
さかまく(逆卷)の例文をもっと
(1作品)
見る
逆巻
(逆引き)
果
(
はて
)
は
腑甲斐
(
ふがい
)
なき此身
惜
(
おし
)
からずエヽ木曾川の
逆巻
(
さかまく
)
水に命を洗ってお辰見ざりし前に生れかわりたしと血相
変
(
かわ
)
る
夜半
(
よわ
)
もありし。
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
さかまく(逆巻)の例文をもっと
(1作品)
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