“さかま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
逆巻52.6%
逆捲31.6%
逆卷10.5%
溯巻5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄河は逆巻さかまき、大山は崩れ、ふたたび天地開闢かいびゃく前の晦冥かいめいがきたかと思われた。袁紹はよろいを着るいとまもなく、単衣帛髪たんいきんはつのまま馬に飛び乗って逃げた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
桂川の流れは、一時、徒渉としょうの陣馬のせきにせかれて、対岸まで幾条となく白々と逆捲さかまいた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)