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こうちゆう
ふりがな文庫
“こうちゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
口中
66.7%
孔中
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
口中
(逆引き)
蟻
(
あり
)
の穴に小便をしたり、蛇を殺してその
口中
(
こうちゆう
)
に
蛙
(
かへる
)
を無理におし込んだり、さういふ
悪戯
(
いたづら
)
をしながら、時間が迫つてくると皆学校まで駈出して行つた。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
肥
(
ふと
)
つた
男
(
をとこ
)
は
一應
(
いちおう
)
容體
(
ようだい
)
を
聞
(
き
)
いて、
口中
(
こうちゆう
)
を
檢査
(
けんさ
)
して、
宗助
(
そうすけ
)
の
痛
(
いた
)
いと
云
(
い
)
ふ
齒
(
は
)
を
一寸
(
ちよつと
)
搖
(
ゆす
)
つて
見
(
み
)
たが
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
こうちゆう(口中)の例文をもっと
(2作品)
見る
孔中
(逆引き)
竅
(
あな
)
の
數
(
かず
)
と
孔中
(
こうちゆう
)
の
堂宇
(
だうゝ
)
の二
證據
(
しようこ
)
で、石は
雲飛
(
うんぴ
)
のものといふに
定
(
きま
)
り、石賣は或人より二十兩出して
買
(
かつ
)
た
品
(
しな
)
といふことも
判然
(
はんぜん
)
して
無罪
(
むざい
)
となり、
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も石は
首尾
(
しゆび
)
よく雲飛の手に
還
(
かへ
)
つた。
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
言はれて
雲飛
(
うんぴ
)
は
仔細
(
しさい
)
に
孔中
(
こうちゆう
)
を
見
(
み
)
ると果して小さな
堂宇
(
だうゝ
)
があつて、
粟粒
(
あはつぶ
)
ほどの大さで、
一寸
(
ちよつと
)
見
(
み
)
た
位
(
くらゐ
)
では
決
(
けつ
)
して
氣
(
き
)
が
附
(
つか
)
ぬほどのものである、又た
孔竅
(
あな
)
の
數
(
かず
)
を
計算
(
けいさん
)
するとこれ亦た九十二ある。
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
こうちゆう(孔中)の例文をもっと
(1作品)
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