トップ
>
かやりかう
ふりがな文庫
“かやりかう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蚊遣香
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蚊遣香
(逆引き)
ト
火入
(
ひい
)
れに
燻
(
く
)
べた、一
把
(
は
)
三
錢
(
せん
)
がお
定
(
さだま
)
りの、あの、
萌黄色
(
もえぎいろ
)
の
蚊遣香
(
かやりかう
)
の
細
(
ほそ
)
い
煙
(
けむり
)
は、
脈々
(
みやく/\
)
として、そして、
空
(
そら
)
行
(
ゆ
)
く
雲
(
くも
)
とは
反對
(
はんたい
)
の
方
(
はう
)
へ
靡
(
なび
)
く。
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
赤蜻蛉
(
あかとんぼう
)
田圃
(
たんぼ
)
に
亂
(
みだ
)
るれば
横堀
(
よこぼり
)
に
鶉
(
うづら
)
なく
頃
(
ころ
)
も
近
(
ちか
)
づきぬ、
朝夕
(
あさゆふ
)
の
秋風
(
あきかぜ
)
身
(
み
)
にしみ
渡
(
わた
)
りて
上清
(
じやうせい
)
が
店
(
みせ
)
の
蚊遣香
(
かやりかう
)
懷爐灰
(
くわいろばい
)
に
座
(
ざ
)
をゆづり、
石橋
(
いしばし
)
の
田村
(
たむら
)
やが
粉挽
(
こなひ
)
く
臼
(
うす
)
の
音
(
おと
)
さびしく
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
と
蚊遣香
(
かやりかう
)
は、
小刻
(
こきざみ
)
を
打
(
う
)
つて
畝
(
うね
)
つて、せつせと
燻
(
いぶ
)
る。
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
かやりかう(蚊遣香)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
かやりこう