“田村”の読み方と例文
読み方割合
たむら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうち、一ばん背の高いのは花田(はなだ)君といって、中学の二年生、あとのふたりはおなじ中学の一年生で、石川(いしかわ)君と田村(たむら)君です。
虎の牙 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
そう云う消息(しょうそく)に通じている洋一は、わざと長火鉢には遠い所に、黙然(もくねん)と新聞をひろげたまま、さっき田村(たむら)に誘われた明治座の広告を眺めていた。
お律と子等と (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「一寸(ちよつと)伺(うかゞ)ひますが、アノ、アノ、田村(たむら)と云(い)ふ女(をんな)のお墓(はか)で御在(ござい)ますが、アノ、それはこちらのお寺(てら)で御在(ござい)ませうか。」と道子(みちこ)は滞(とゞこほ)り勝(が)ちにきいて見(み)た。
吾妻橋 (新字旧仮名) / 永井荷風、永井壮吉(著)