“かだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
架台42.9%
河内21.4%
下第7.1%
加内7.1%
可大7.1%
火大7.1%
課題7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
説明役の高級艇員は、それを卓子のうえにかかえ上げた。宇宙服は、架台かだいにかかっていた。自分の横に、その宇宙服をおいて、説明がはじまった。
大宇宙遠征隊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その頃、并州へいしゅうの丁原、河内かだいの太守王匡おうきょう、東郡の喬瑁きょうぼうなどと諸将がおくればせに先の詔書に依って上洛して来たが、董卓軍の有様を見て皆、なすことを知らなかった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「その方は下第かだいの秀才か。」
織成 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
「あなたはこの加内かだいの家で下男や下婢が使えると思いますか」
日本婦道記:風鈴 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
詩中「年年縦継藍田会、無復当時杜少陵」は可大かだいを悼んだのである。牛込を「うしごみ」と書した例は当時の文に多く見えてゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
風大ふうだいを揺り落し、その次は火大かだい、その次は水大すいだい、最後に地大ちだいを揺り動かして、かくて夜明けまでには本来の大地に、生身しょうじん心耳しんにをこすりつけて
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
じょうさまは、なつ山路やまじというだいについて、あき野原のはらという課題かだいについて、むしや、つゆについて、またあめにぬれたはななどについて、どんなにかぎりないうつくしい空想くうそうを、わたしまえ
春さきの古物店 (新字新仮名) / 小川未明(著)