トップ
>
架台
>
かだい
ふりがな文庫
“
架台
(
かだい
)” の例文
東助も、ヒトミも、目を丸くしてこの実験台の異風景に見とれていたが、とつぜん、一箇の
架台
(
かだい
)
がレトルトをのせたまま宙に浮いた。
ふしぎ国探検
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
説明役の高級艇員は、それを卓子のうえに
抱
(
かか
)
え上げた。宇宙服は、
架台
(
かだい
)
にかかっていた。自分の横に、その宇宙服をおいて、説明がはじまった。
大宇宙遠征隊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それは古い化学工業の
原書
(
げんしょ
)
にあるようなレトルトだの、
耐酸性
(
たいさんせい
)
の
甕
(
かめ
)
だの、奇妙に曲げられた古い
硝子管
(
ガラスかん
)
だのが、
大小高低
(
だいしょうこうてい
)
を
異
(
こと
)
にした
架台
(
かだい
)
にとりつけられていたのだった。
疑問の金塊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その大きなガラスの箱は、すごく大きな
絶縁碍子
(
ぜつえんがいし
)
の台の上にのっている。箱の中には、やはりガラスでできた
架台
(
かだい
)
があって、その上に、やはりガラスの大皿がのっている。
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それからガスのバーナーに火をつけ、その上に
架台
(
かだい
)
をおき、架台の上に今のビーカーを置いた。
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
草津大尉は、
側
(
かたわ
)
らの
架台
(
かだい
)
から、拳銃の入ったサックを下ろして、胸に、斜に懸けた。それから、
鉄冑
(
てつかぶと
)
を被り直すと、同室の僚友に、軽く会釈をし、静かに
扉
(
ドア
)
を開けて出て行った。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その火はアルコール・ランプの
芯
(
しん
)
に近づいた。ぽっと音がして青白い
焔
(
ほのお
)
が高くあがった。するとこんどは
架台
(
かだい
)
と
金網
(
かなあみ
)
とが一しょにとんでいって、アルコール・ランプにかぶさった。
ふしぎ国探検
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“架台”の意味
《名詞》
足場にする台
橋梁や高架などを支える台。
(出典:Wiktionary)
架
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“架”で始まる語句
架
架空
架上
架空線
架橋
架渡
架床
架橋工事
架掛
架換