“架床”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かしょう50.0%
バンク50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三人の男共を指揮して、数時間豪雨の音も忘れるまで活動した結果、牛舎には床上ゆかうえ更に五寸の仮床かりゆかを造り得た。かくて二十頭の牛は水上五寸の架床かしょう上に争うて安臥あんがするのであった。
水害雑録 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
船員達の部屋には、架床バンクの寝具が、人の形に凹んで並んでいて、めいめいの所有品箱には水夫の持物らしい、哀れを催すような詰らない品物が、大事そうに仕舞ってある。
海妖 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)