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かたず
ふりがな文庫
“かたず”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
カタズ
語句
割合
固唾
81.1%
片唾
12.9%
堅唾
2.3%
嫁
1.9%
固睡
1.1%
型摺
0.4%
肩摺
0.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
固唾
(逆引き)
しいんと一斉に
固唾
(
かたず
)
を呑んだ黒い影をそよがせて、
真青
(
まっさお
)
な月光に染まっている障子の表をさっとひと
撫
(
な
)
で冷たい夜風が撫でていった。
十万石の怪談
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
かたず(固唾)の例文をもっと
(50作品+)
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片唾
(逆引き)
それは敵か味方かと
片唾
(
かたず
)
を飲んでいるまもなく、大屋根まで駈けつけた右の男は、いきなり群がる裸虫を片端から突き落しはじめました。
大菩薩峠:14 お銀様の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
かたず(片唾)の例文をもっと
(34作品)
見る
堅唾
(逆引き)
この日もイエスはこの不具者を癒すであろうかと、悪意に満ちたパリサイ人は
堅唾
(
かたず
)
をのんで様子を
窺
(
うかが
)
っていた。
キリスト教入門
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
かたず(堅唾)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
嫁
(逆引き)
「
左様
(
そう
)
サ、お正さんが二十位の時だろう、四年前の事だ、だからお
正
(
しょう
)
さんは二十四の春
嫁
(
かたず
)
いたというものだ。」
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
かたず(嫁)の例文をもっと
(5作品)
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固睡
(逆引き)
仏壇を前に、半円を描いた七人も思わず
固睡
(
かたず
)
を呑みました。
銭形平次捕物控:066 玉の輿の呪い
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
かたず(固睡)の例文をもっと
(3作品)
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型摺
(逆引き)
旅の若い
女性
(
にょしょう
)
は、
型摺
(
かたず
)
りの大様な美しい模様をおいた
著
(
き
)
る物を襲うて居る。笠は、浅い
縁
(
へり
)
に、深い
縹色
(
はなだいろ
)
の布が、うなじを隠すほどに、さがっていた。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
かたず(型摺)の例文をもっと
(1作品)
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肩摺
(逆引き)
山遊びの時分には、女も
駕籠
(
かご
)
も通る。狭くはないから、
肩摺
(
かたず
)
れるほどではないが、まざまざと足が並んで、はっと不意に、こっちが
立停
(
たちど
)
まる処を、抜けた。
朱日記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かたず(肩摺)の例文をもっと
(1作品)
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“かたず”の意味
《名詞》
かたず【固唾:常用漢字表例】
極度に緊張したときなどに思わず口の中に溜まる唾。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かたづ
カタズ
あは
いら
かし
かしず
かしづ
かす
かた
とつ