“かきのこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
書遺62.5%
書残25.0%
書殘12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『まだ、時刻もある故、その間に、お書遺(かきのこ)しておく事でもあれば、それへ料紙(りょうし)硯(すずり)を上げてあるから、何なりとも』
夏虫行燈 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
妻(つま)をおさいといひ、俳名を翠仙(すゐせん)といふ、夫婦ともに俳諧を能(よく)し文雅(ぶんが)を好(このめ)り。此柏筵(はくえん)が日記のやうに書残(かきのこ)したる老(おい)の楽(たのしみ)といふ随筆(ずゐひつ)あり。
忍び書殘(かきのこ)し參らせ候扨(さて)當(たう)御屋敷の殿樣(とのさま)御親子(おやこ)の御中(なか)兎角(とかく)惡(あ)しく去年夏中より藤五郎樣御事座敷牢(ざしきらう)御住居(すまひ)にて召上りものもろくろく進ぜられざる程の仕合(しあは)せ御最惜(いとをし)き事申ばかりも御座なく又御弟子(おとゝこ)藤三郎樣も殿樣奧樣の御惡(にく)しみ深く未(いま)だ御幼少(えうせう)の御身を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
御勸め申上候まゝ元來(もとより)惡心(あくしん)の有せらるゝ殿樣ゆゑ一方(ひとかた)ならず御意に入(いり)日々惡事のみ相談あるにより私し事も遠からず平左衞門殿の手に係(かゝ)り候はんと思ひ定(さだ)め※私し亡後(なきあと)は何の樣子も御存なく御歎(おなげき)も有らんかと存じ此事故(がら)あら/\書殘(かきのこ)し參らせ候猶(なほ)委(くは)しく申上度候へども少時間の隙(ひま)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)