“うんゑん”の漢字の書き方と例文
語句割合
雲煙100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見渡みわたかぎ雲煙うんゑん渺茫べうぼうたる大空おほぞら漂蕩へうたうして、西にしも、ひがしさだめなきいま何時いつ大陸たいりくたつして、何時いつ橄欖島かんらんたうおもむべしといふ目的あてもなければ、其内そのうち豫定よていの廿五にち
四晝夜しちうや航海かうかいつゝがなくぎて、右舷うげん左舷さげんせてはかへなみおとともに、刻一刻こくいつこくちかづききた喜劇きげきむかつて、橄欖島かんらんたうぼしき島影しまかげを、雲煙うんゑん渺茫べうぼうたるへんみとめたのは、は二ぐわつの二十五にち