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いりまめ
ふりがな文庫
“いりまめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
煎豆
65.0%
炒豆
25.0%
熬豆
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
煎豆
(逆引き)
今しがたまでお客がいたものと見え、酒のかおりと共に、
煙草
(
たばこ
)
の
烟
(
けむり
)
も
籠
(
こも
)
ったままで、
紫檀
(
したん
)
の
卓
(
テーブル
)
の
溝
(
みぞ
)
には
煎豆
(
いりまめ
)
が一ツ二ツはさまっていた。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
いりまめ(煎豆)の例文をもっと
(13作品)
見る
炒豆
(逆引き)
僕の田舎では
赤児
(
あかご
)
がまだ誕生にならん内から
飯
(
めし
)
でも餅でも団子でも
炒豆
(
いりまめ
)
でも何でも不消化物を食べさせる
風
(
ふう
)
だから大概な赤児は立つ事も
碌
(
ろく
)
に出来ないで
茶漬飯
(
ちゃづけめし
)
を
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
いりまめ(炒豆)の例文をもっと
(5作品)
見る
熬豆
(逆引き)
其
(
その
)
夜
(
よ
)
はまだ
各
(
おの/\
)
が一つ
加
(
くは
)
はつた
年齡
(
ねんれい
)
の
數
(
かず
)
程
(
ほど
)
の
熬豆
(
いりまめ
)
を
噛
(
かじ
)
つて
鬼
(
おに
)
をやらうた
夜
(
よ
)
から、
幾
(
いく
)
らも
隔
(
へだ
)
たらないので、
鹽鰮
(
しほいわし
)
の
頭
(
あたま
)
と
共
(
とも
)
に
戸口
(
とぐち
)
に
揷
(
さ
)
した
柊
(
ひゝらぎ
)
の
葉
(
は
)
も
一向
(
いつかう
)
に
乾
(
かわ
)
いた
容子
(
やうす
)
の
見
(
み
)
えない
程
(
ほど
)
のことであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
いりまめ(熬豆)の例文をもっと
(2作品)
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