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熬豆
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いりまめ
ふりがな文庫
“
熬豆
(
いりまめ
)” の例文
中にもこの夜各〻の年齢の数に一つ増したるだけの
熬豆
(
いりまめ
)
を紙に包みて
厄払
(
やくばらい
)
に与へ来年の厄を払はしむるが如きは明かに立春を以て計算の初となし立春に入る事によりて新たに齢一つを
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
其
(
その
)
夜
(
よ
)
はまだ
各
(
おの/\
)
が一つ
加
(
くは
)
はつた
年齡
(
ねんれい
)
の
數
(
かず
)
程
(
ほど
)
の
熬豆
(
いりまめ
)
を
噛
(
かじ
)
つて
鬼
(
おに
)
をやらうた
夜
(
よ
)
から、
幾
(
いく
)
らも
隔
(
へだ
)
たらないので、
鹽鰮
(
しほいわし
)
の
頭
(
あたま
)
と
共
(
とも
)
に
戸口
(
とぐち
)
に
揷
(
さ
)
した
柊
(
ひゝらぎ
)
の
葉
(
は
)
も
一向
(
いつかう
)
に
乾
(
かわ
)
いた
容子
(
やうす
)
の
見
(
み
)
えない
程
(
ほど
)
のことであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
熬
漢検1級
部首:⽕
15画
豆
常用漢字
小3
部首:⾖
7画
“熬”で始まる語句
熬
熬々
熬米
熬錬