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いら/\
ふりがな文庫
“いら/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
苛々
51.2%
焦々
24.4%
燥々
9.8%
焦燥
7.3%
憔々
2.4%
燥氣
2.4%
苛苛
2.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苛々
(逆引き)
大阪のやうな土地に住んでゐると、なんだか
苛々
(
いら/\
)
して氣が落ちつかない。いつそ太夫の商賣をやめて、かういふ靜なところに隱居するかな。
近松半二の死
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
いら/\(苛々)の例文をもっと
(21作品)
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焦々
(逆引き)
が、電話をかける気にはなりましたものの、不当に呼び出された事に依って、可なり
焦々
(
いら/\
)
して居ました。
たちあな姫
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
いら/\(焦々)の例文をもっと
(10作品)
見る
燥々
(逆引き)
燥々
(
いら/\
)
しながら立つて
毛布
(
ケツト
)
をはたいた、
煙草
(
シガア
)
の灰が蛇の抜殻のくづるる様にちる、私は熱湯の中に
怖々
(
おづ/\
)
と
身体
(
からだ
)
を沈める時に感ずる異様な悪感に顫へながら強ひて落着いた風をして
沈
(
ぢつ
)
と坐つて見た。
新橋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
いら/\(燥々)の例文をもっと
(4作品)
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焦燥
(逆引き)
根も性も尽き果てゝ了ふやうな
焦燥
(
いら/\
)
した心持から、兎にも角にも自然の静かな懐の中に入つて行くといふことは、女の人達に取つても、何とも言はれない慰藉であるに相違なかつた。
女の温泉
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
いら/\(焦燥)の例文をもっと
(3作品)
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憔々
(逆引き)
兵士と工人、これは同一運命を荷っている双生児ではないだろうか? 昼間の
憔々
(
いら/\
)
しい労働は、二人を共に極度の
疲憊
(
ひはい
)
へ追いこんでいた。
武装せる市街
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
いら/\(憔々)の例文をもっと
(1作品)
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燥氣
(逆引き)
始終
(
しゞゆう
)
興奮
(
こうふん
)
して、
燥氣
(
いら/\
)
して、
曖※
(
あいまい
)
なある
待
(
ま
)
つことで
氣
(
き
)
が
張
(
は
)
つてゐる
樣子
(
やうす
)
。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
いら/\(燥氣)の例文をもっと
(1作品)
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苛苛
(逆引き)
みんなの神経は
苛苛
(
いら/\
)
として居るけれど
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
いら/\(苛苛)の例文をもっと
(1作品)
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