“いつぽんばし”の漢字の書き方と例文
語句割合
一本橋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まへにいつたその逗子づし時分じぶんは、うら農家のうかのやぶをると、すぐ田越川たごえがはながれのつゞきで、一本橋いつぽんばしわたところは、たゞ一面いちめん蘆原あしはら
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あめれたあさである。修善寺しゆぜんじ温泉宿をんせんやど、——くわん家族かぞく一婦人いちふじんと、家内かない桂川かつらがは一本橋いつぽんばしむかうの花畑はなばたけ連立つれだつて、次手ついで同家どうけひかへ別莊べつさう——あきである——をせてもらつた、とつてはなした。
鳥影 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
若葉わかばかげきしづたひに、上流じやうりう一本橋いつぽんばしはうからすた/\と跣足はだした。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)