“いくだん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
幾団33.3%
幾壇33.3%
幾段33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丁度祭日まつりびであつたその夕方に、綺麗によそほはれた街の幼い男女なんによは並木の間々あひだ/\で鬼ごつこや何やと幾団いくだんにもなつて遊んで居ました。
遺書 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
一月ひとつきうち身體からだがきれいにりました、翌日あくるひことだつたんです、お仙人せんにんつゑいて、幾壇いくだんだんりて、やかたすこはなれました、攀上よぢのぼるほどないはうへれてきました。眞晝間まつぴるまことなんです。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
つまり自然界しぜんかい仕事しごと幾段いくだんにもおくがあり、いかにかかりの竜神りゅうじんさんでも、御自分ごじぶんちからのみで勝手かってあめらしたり、かぜおこしたりはできないようでございます。