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『自責』
ふりがな文庫
『
自責
(
じせき
)
』
扉が開いたけれど、私は廊下に立ちどまってもじもじしていると、 「此室でございます」 私を迎えに来て其家まで案内してくれた婆さんが、こういって再び促したので、私は思いきって入って行った。 室内はいやにうす暗くて、初めは低い蓋をかぶせたランプの …
著者
モーリス・ルヴェル
翻訳者
田中早苗
ジャンル
文学 > フランス文学 > 小説 物語
初出
「新青年」1924(大正13)年8月増刊号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約17分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
肯
(
うな
)
審
(
さば
)
苟
(
かり
)
却
(
しりぞ
)
破
(
こわ
)
貴方
(
ムッシュウ
)
陥
(
おと
)
此室
(
こちら
)
蓋
(
かさ
)
出
(
い
)
扉
(
と
)
堪
(
た
)
室内
(
なか
)
惹出
(
ひきだ
)
生憎
(
あいにく
)
発止
(
はっし
)
然
(
しか
)
臭
(
にお
)
目前
(
めさき
)
縡切
(
ことき
)
打
(
ぶ
)
談話
(
はなし
)
請合
(
うけあ
)
静寂
(
しじま
)
願望
(
ねがい
)
外
(
ほか
)
伴
(
つ
)
何
(
ど
)
価値
(
ねうち
)
偏頗
(
へんぱ
)
傍
(
そば
)
先刻
(
さっき
)
其家
(
そこ
)
堪
(
たま
)
検
(
しら
)
尖々
(
とげとげ
)
屡々
(
しばしば
)
巴里
(
パリ
)
幻影
(
まぼろし
)
仰
(
おっ
)
打開
(
うちあ
)
暇
(
いとま
)
枷
(
かせ
)