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『ユモレスク』
ふりがな文庫
『
ユモレスク
(
)
』
出かける時間になったが、やすが来ない。離室になっている奥の居間へ行ってみると、竹の葉影のゆらぐ半月窓のそばに、二月堂が出ているだけで、あるじはいなかった。 壁際に坐って待っているうちに、六十一になるやすが、息子の伊作に逢いに一人でトコトコ巴 …
著者
久生十蘭
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「オール讀物」文藝春秋、1948(昭和23)年3月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約21分(500文字/分)
朗読目安時間
約34分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
装
(
めし
)
茂
(
も
)
通
(
とおり
)
挺
(
てこ
)
延
(
のぶ
)
居
(
い
)
土地
(
しま
)
向
(
むこう
)
品
(
ひん
)
掌
(
て
)
綴錦
(
つづれおり
)
初茸
(
はつだけ
)
真木
(
まぎ
)
藻魚
(
もうお
)
筋落
(
すじお
)
竺仙
(
ちくせん
)
船澗
(
ふなま
)
白緑
(
びゃくろく
)
田丸
(
たまる
)
瑞西
(
スイス
)
薄手
(
うすで
)
薊
(
あざみ
)
水木
(
みずき
)
躑躅
(
つつじ
)
陽
(
ひ
)
離室
(
はなれ
)
雪輪
(
ゆきわ
)
青砥
(
あおと
)
香
(
か
)
鼠紺
(
ねずこん
)
影身
(
かげみ
)
伊作
(
いさく
)
傭人
(
やといにん
)
克彦
(
かつひこ
)
刈萱
(
かるかや
)
前窓
(
フロント
)
千草
(
ちぐさ
)
否応
(
いやおう
)
子持
(
こもち
)
幹
(
みき
)
床
(
とこ
)
父娘
(
おやこ
)
拍
(
う
)
振
(
ふ
)
栗梅
(
くりうめ
)
檐
(
のき
)
櫺子
(
れんじ
)
代人
(
だいにん
)
汀石
(
みぎいし
)
滋子
(
しげこ
)
濡縁
(
ぬれえん
)