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『普請中』
ふりがな文庫
『
普請中
(
ふしんちゅう
)
』
渡辺参事官は歌舞伎座の前で電車を降りた。 雨あがりの道の、ところどころに残っている水たまりを避けて、木挽町の河岸を、逓信省の方へ行きながら、たしかこの辺の曲がり角に看板のあるのを見たはずだがと思いながら行く。 人通りはあまりない。役所帰りら …
著者
森鴎外
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「三田文学」1910(明治43)年6月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
暈
(
くま
)
籠
(
かご
)
真直
(
まっす
)
聯
(
れん
)
幅
(
ふく
)
釘
(
くぎ
)
端折
(
はしょ
)
笑談
(
じょうだん
)
肘
(
ひじ
)
葡萄
(
ぶどう
)
褐色
(
かっしょく
)
誰
(
たれ
)
金槌
(
かなづち
)
鼠色
(
ねずみいろ
)
雑巾
(
ぞうきん
)
面
(
おもて
)
靴
(
くつ
)
顫
(
ふる
)
駄目
(
だめ
)
鶯
(
うぐいす
)
鷹
(
たか
)
麦藁
(
むぎわら
)
丈
(
たけ
)
普請
(
ふしん
)
両肘
(
りょうひじ
)
人気
(
ひとけ
)
冷澹
(
れいたん
)
刺繍
(
ししゅう
)
半衿
(
はんえり
)
妬
(
ねた
)
尻
(
しり
)
幌
(
ほろ
)
手斧
(
ちょうな
)
硝子
(
ガラス
)
暈
(
かさ
)
梯子
(
はしご
)
棕櫚
(
しゅろ
)
椅子
(
いす
)
河岸
(
かし
)
煙草
(
たばこ
)
珠数
(
じゅず
)
盛花
(
もりばな
)