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『兄たち』
ふりがな文庫
『
兄たち
(
あにたち
)
』
父がなくなったときは、長兄は大学を出たばかりの二十五歳、次兄は二十三歳、三男は二十歳、私が十四歳でありました。兄たちは、みんな優しく、そうして大人びていましたので、私は、父に死なれても、少しも心細く感じませんでした。長兄を、父と全く同じこと …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「婦人画報」1940(昭和15)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約27分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
画
(
か
)
颯
(
さ
)
誇
(
プライド
)
甲斐
(
がい
)
侘
(
わ
)
萎縮
(
いしゅく
)
甚
(
はなは
)
痰
(
たん
)
筐底
(
きょうてい
)
粋
(
いき
)
編輯
(
へんしゅう
)
肘
(
ひじ
)
肴
(
さかな
)
脱兎
(
だっと
)
珠数
(
じゅず
)
薔薇
(
ばら
)
蹌踉
(
そうろう
)
躊躇
(
ちゅうちょ
)
近衛
(
このえ
)
馴染
(
なじみ
)
鬱勃
(
うつぼつ
)
鳩
(
はと
)
就
(
つ
)
二月
(
ふたつき
)
以
(
もっ
)
伊達
(
だて
)
凝
(
こ
)
可笑
(
おか
)
噛
(
か
)
塑像
(
そぞう
)
姪
(
めい
)
嫂
(
あによめ
)
之
(
これ
)
慟哭
(
どうこく
)
我儘
(
わがまま
)
戴
(
いただ
)
掻
(
か
)
曰
(
いわ
)
松蔦
(
しょうちょう
)
洒落
(
しゃれ
)
熱燗
(
あつかん
)
爪繰
(
つまぐ
)