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火急
ふりがな文庫
“火急”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かきゅう
60.0%
くわきふ
20.0%
くわきう
10.0%
たちまち
10.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かきゅう
(逆引き)
どういう
火急
(
かきゅう
)
な事情が起って、こうまで
遽
(
あわた
)
だしく船から去って行かなければならなかったか? 前後の事情からおすと二十三人が船を去ったのは
顎十郎捕物帳:13 遠島船
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
火急(かきゅう)の例文をもっと
(6作品)
見る
くわきふ
(逆引き)
相述べ急ぎ登城あるべしとの事なり越前守
委細
(
ゐさい
)
承知
(
しようち
)
し則ち馬を急し家來に申付
火急
(
くわきふ
)
の御用なり駕籠は跡より
廻
(
まは
)
せと申付
麻上下
(
あさがみしも
)
に服を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
火急(くわきふ)の例文をもっと
(2作品)
見る
くわきう
(逆引き)
叩
(
たゝ
)
きて
案内
(
あんない
)
申入ければ七右衞門の家内は夜中の事ゆゑ
不審
(
いぶかり
)
何れの
邸
(
やしき
)
よりの使にや
未
(
いま
)
だ夜の
明
(
あけ
)
ざるに來る事
能々
(
よく/\
)
火急
(
くわきう
)
の用向ならんと思ひ尋ねければ郷右衞門は
據
(
よんど
)
ころなき
要用
(
えうよう
)
にて
罷越
(
まかりこし
)
たり七右衞門
在宿
(
ざいしゆく
)
なれば
面談
(
めんだん
)
申度と
言入
(
いひいれ
)
けるに七右衞門在宿に候と答へながら
出迎
(
でむか
)
ひ是は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
火急(くわきう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
たちまち
(逆引き)
立ながら
腮
(
あご
)
に手伝はせての袖畳み小早く
室隅
(
すみ
)
の方に其儘さし置き、火鉢の傍へ直また戻つて
火急
(
たちまち
)
鉄瓶に松虫の音を
発
(
おこ
)
させ、むづと大胡坐かき込み居る男の顔を一寸見しなに
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
火急(たちまち)の例文をもっと
(1作品)
見る
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
急
常用漢字
小3
部首:⼼
9画
“火”で始まる語句
火
火鉢
火傷
火照
火箸
火影
火焔
火桶
火光
火酒
“火急”のふりがなが多い著者
作者不詳
吉川英治
谷崎潤一郎
幸田露伴
久生十蘭
海野十三