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龍雄
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たつお
ふりがな文庫
“
龍雄
(
たつお
)” の例文
新字:
竜雄
瑠璃子は父の命ずるまゝに、応接室の壁に古くから懸っている、父が好きな維新の志士雲井
龍雄
(
たつお
)
の書の上へ、夏珪の山水を展開した。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
龍雄
(
たつお
)
が
村
(
むら
)
にいなくなったときくと、
日
(
ひ
)
ごろ
彼
(
かれ
)
からいじめられていた
子供
(
こども
)
らは、みな
喜
(
よろこ
)
び
安心
(
あんしん
)
しました。もうこわいものがないと
思
(
おも
)
ったからです。
海へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
吉田
松陰
(
しょういん
)
や雲井
龍雄
(
たつお
)
のような志士革命家を指すのである。
詩の原理
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
四
里
(
り
)
ばかり
離
(
はな
)
れた
田舎
(
いなか
)
だが、なに、
汽車
(
きしゃ
)
に
乗
(
の
)
ればすぐにゆけるところだ。
大
(
おお
)
きな
酒屋
(
さかや
)
で
小僧
(
こぞう
)
が
入
(
い
)
り
用
(
よう
)
だというから、そこへ
龍雄
(
たつお
)
をやってはどうだ。
海へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
龍雄
(
たつお
)
は、
父親
(
ちちおや
)
に
連
(
つ
)
れられて
汽車
(
きしゃ
)
に
乗
(
の
)
って
田舎
(
いなか
)
にゆきました。そしてやがて
父親
(
ちちおや
)
だけが
一人
(
ひとり
)
家
(
うち
)
へ
帰
(
かえ
)
ってきました。
龍雄
(
たつお
)
は
田舎
(
いなか
)
に
残
(
のこ
)
されたのであります。
海へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
龍
部首:⿓
16画
雄
常用漢字
中学
部首:⾫
12画
“龍”で始まる語句
龍
龍王
龍華寺
龍膽
龍胆
龍頭
龍駕
龍宮
龍神
龍吐水