“魔道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まだう83.3%
まどう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此一詩をもつても無実むじつ流罪るざいしよして露ばかりも帝をうらみ玉はざりしを知るべし。朝廷てうていうらみ給ひて魔道まだうに入り、雷公かみなりになり玉ひたりといふ妄説まうせつは次にべんずべし。
れよりおこりし生道心なまだうしんなどならば、かへすがへすあさましきことなり、だい一は不憫ふびんのことなり、中々なか/\高尚けだかこヽろもちそこねて、魔道まだう落入おちいるは我々われ/\書生しよせいうへにもあるを
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
俊寛 (突然苫をおしのけ、起き上がり、あたりを見回す)魔道まどうに落ちているのか。妻よ。今に、今にうらみを晴らしてやるぞ! (われにかえりたるごとく)あゝ夢か。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)